《DIALOGUE+ 来世なんて待ってらんない 歌詞考察》

さて、発売からはかなりの時間が経ってしまいましたが、「来世なんて待ってらんない」についての歌詞解釈を書いてみたいと思います。

 

この曲は「にゃんぼりーdeモッフィー!!」のB面に当たるわけですが、個人的にはこっちがA面だろ!ってぐらい、本当に好きな曲ですね。

発売当初にこの記事を書き始めたものの、途中で放置してしまっており、本日開催の「フレンドファンファーレ」埼玉公演に間に合わせるべく、大急ぎで書き上げました。

今日のライブで聞けるのが非常に楽しみですね。

 

結局、僕はこの手の曲が大好きなわけなんですが、そういう意味では「夏の花火と君と青」以来ですかね。

 

僕が"だいあろーがー"になった時にはすでに夏花火は発売されてたので、このベクトルの曲が新たに追加される瞬間に立ち会えるのは非常に嬉しいです。

 

 

いつものごとく歌詞全文を見ていきたいんですが、その前に全体的な感想とおおまかな解釈を。

 

 

まず、作詞のサティフォさん、めっちゃオンリーユーも良かったですが、いい詞を書きますねぇ。

なんか女性の方かと思ったら、ふつーに男でびっくりしましたが、もっと書いて欲しいところ。

 

あいにく音楽についてはなんの素養もないので詳しくはわからないですが、曲の方もDIALOGUE+らしい、一筋縄では行かない感じもあって、好きですね。

 

 

で、歌詞の解釈なんですが、僕は完全に女の子同士派です。

お互いに友情以上の想いを抱きつつ、来世での愛を誓っていたわけですが、想いを抑えきれず、、、ってとこだと思います。

昨今は多少寛容になってきたように思うジェンダー問題ですが、まだまだな感じはありますからね。

だからこそ、現世じゃなくて来世なんですよね。

男女なら、よっぽど特殊な事情がない限りは現世でいいですから。

 

まぁ、実際作者がどっちで書いてるのかは知りませんが、僕は女の子同士解釈の方が気持ちよくなれるので。

 

 

そして、あとで歌詞を見ながらも書きますが、この2人の女の子が並んでる様子が読み取れるのですが、その位置関係がおそらく定位置になっていて、

1番は左側の子、2番は右側の子、それ以降は再び左側の子の視点で書かれてそうってのが、僕の解釈です。

 

全体的な方向性としてはこんなところで、これから全文を見ながら進めたいと思います。

 

今回はソロパートについては分けてみたんですが、間違いあったら教えてください。

 

 

※色分け

ねね ゆりにゃ きょん やか うーな まゆ まなつ さっぴ

 

 

来世なんて待ってらんない!

やってらんない

今すぐ君に会いたいんだ

あの桟橋も浮かぶ銀河も

隣はいつも君がいい

 

安定のねねさんの歌い出し。

やっぱ、シンプルに歌が上手いですね。

ブレスもありがとう。

 

サビで出てくる桟橋と銀河ですが、桟橋は現実で二人がよく行く場所、銀河は来世をイメージした感じなのかなぁと。

銀河については桟橋とのスケール感が違いすぎて、どう解釈したものかと思いましたが、現状はこんな感じの解釈です。

桟橋ってとこからいい感じの田舎感が伺えますね。

 

 

 

好きとか嫌いとかじゃなくて愛とか恋にしたら壊れそうで

2人で結んだ協定は誰にも邪魔させない境界線

四角い窓から手を出して

掴めそうだった空の青さに眩量

子供のまま大人になってしまった

 

ここから左側の子
好きとか嫌いの関係性ってのが、いわゆる友達レベルの関係性。
同性というイレギュラーな関係性だから、恋とか愛の関係に進むのが難しいってやつですね。

 

2人で結んだ協定ってことは、多分お互いの気持ちを分かってると思うんですよね。

その上で、壊れそうで踏み出せないから来世で。ってのはやっぱ百合でしょという気持ちですね。

 

そして、すでに多くの人に指摘されていますが、「空の青さに眩暈」とこ、飯塚さんの歌い方が素晴らしい!!!
シャベマとかもまゆゆんには良く似合うなぁと思ってるんですけど、こういう”眩暈”みたいな言葉が似合うんですかね。

とにかく何度聞いても気持ちいい。

 

ここでわざわざ「”四角い”窓」という表現をしているのですが、ここの部分は、この子達にとっては窮屈な異性愛的常識を表現しているんですかね。

窓っていうと大体四角いのにわざわざ書いてるわけですから。

そんなそんな既存の概念から外へ手を伸ばそうとするもイマイチ伸ばしきれないという感じ。

諦めて現実を受け入れきれず、夢みてる感じが子供のままってことなんですかね。

 

 

 

正しくなくていい (正しくなくていい) 

間違えててもいい(間違えててもいい)

ごめんねと言える君が素敵だね

右の耳たぶ左より好き

髪をかけたら照れちゃうくらい

キラリと光る銀色のピアス

抱きしめたいんだ!

 

この部分のピアスも非常にいいですよね。

先ほども述べたように、1番は左側の子目線の歌詞なので、このピアスは左側の子の右耳に開いてるものですね。

二人で並んだ時に右側の子から見える側の耳。

これさぁ、右側の子に絶対開けてもらってるやつじゃん。(なんかえっちだ、、、)

実際、友達同士で開けたりするもんなんですかね、よく知らないですけど。

 

この子にとってはこのピアスが二人の関係性の象徴になっていて、だがら髪をかけてピアスが見えると照れちゃうし、抱きしめたいんですよね。

この抱きしめたいはピアスに対するものではあるんですが、真意としては二人の関係性を大切に思う気持ちなのかと。

 

 

 

来世なんて待ってらんない!

やってらんない

今すぐ君に会いたいんだ

あの桟橋も 浮かぶ銀河も

隣はいつも君がいい

大袈裟な物語を書き殴ろう

やりたい事をやらなくっちゃ!

世界をひっくり返すなんて嘘さ

君をただ笑わせたいんだ

 

現世での常識をぶち破るような、やりたいことをやっていく二人だけの大袈裟な物語を綴りたいという想いがありつつも、結局最後は踏み出せず「世界をひっくり返すなんて嘘さ」に着地しちゃってるんですよね。

まだ踏み出せてない感じですね。

 

「世界を」のとこ、まなつさんの歌い方も好きです。

 

 

 

ちょっとなんか複雑なんです

言い訳なんていいわけないのです

もしも今夜夢で会えるのなら…どうなっちゃうんだ!?

決壊寸前の防波堤 寄せては返す波に攫われた2人

泳ぎ方を忘れてしまった

しまった!!

 

この2番から右側の子の視点になります。

なんか急にダジャレみたいなのが出てきてて、これいらんくね?とは思います。

いい感じに解釈できるようになりたいところ。

 

ありがちな表現かもしれないですが、決壊寸前の防波堤って表現は良いですよね。

抑えきれない想いが溢れ出てしまいそうな感じが。

 

 

 

あの日の指切り(あの日の指切り)

夕方の匂い(夕方の匂い)

乾いたに突き刺さるサイダー

左のイヤホン 耳に当てたら

聴こえてくるの 歪むギターと

夕焼けに染められた横顔が鳴りやまないんだ!

 

「指切り」「夕方」「サイダー」「片耳イヤホン」とオタクの脳内青春概念を刺激するモチーフが盛りだくさんで、ここも好きですね。

 

ここでのイヤホンはもちろん二人で聞いてるイヤホン。

ここは右側の子なので、左側のイヤホンを使ってるんですね。

確かイヤホンの左側はギターメインの音になってるみたいな話ですね。

 

1番の左側の子にとってはピアスが二人の関係性の象徴になってたわけですが、右側の子にとってはこの片耳イヤホンが象徴になってるわけです。

左を見ると、夕焼けに染められた銀色のピアスが光る横顔、描写として綺麗すぎる。

きっとこの子は左耳にイヤホンをつける度にこの横顔を思い出しちゃうんだろうなぁってのがいいですよね。

 

 

 

大嫌いだ

あと何回、あと何回

すれ違って行く君はシーズン

歳を取ってしわくちゃになっても 知らない顔しないでね

最低なエピソードもわがままも

君となら全部楽しいな

正解を求めるなんてつまらないや

君の話が聞きたいんだ

 

ここはまだ自分の中でも消化しきれてないんですけど、シーズンに例えるところが難しい。

 

歌詞の視点としては交互に入れ替わっていますが、二人の物語としては一緒に進んでいるわけで、「正解を求めるなんてつまらないや」と少し、気持ちが動き始めてるのかなぁなんてことも感じます。

 

1番の左側の子が「抱きしめたいんだ」に対して、右側の子の方は「君の話が聞きたいんだ」ということで、二人の違いも表れているのかと。

 

 

 

走り出したら止まれない

止まらない

この気持ちに色を付けたのなら

それは白黒つかないマーブル模様だ

混ざり合って 重なり合って 一つになりたい

君を!君を!君を!

抱きしめたいんだ!!

 

ここからは再び左側の子の視点だと思います。

なんとなく世界をひっくり返してくれるのは左側の子な気がしてます。

 

いよいよ決壊って感じ。

白黒つけようとしてグレーになるんじゃなくて、どちらも存在するマーブル模様という表現も素敵だなぁと。

現状維持 or 世界をひっくり返す で、世界をひっくり返す側に気持ちが傾いてきたところですね。

 

1番の時は抱きしめたいの対象がピアス、すなわち二人の現状の関係性だったわけですが、ここでは完全に"君"が対象になってるとこもいいですよね。

しかも、"!"付きで3回も繰り返して、強調されてる感じが。

「抱きしめたい」というワードの共通性からも、この部分は左側の子の視点なんだろうと。

 

 

来世なんて待ってらんない!やってらんない

(待ってらんない やってらんない)

明日は明日の風が吹くだなんて

そんなのわかんないよ!

来世なんて待ってらんない!やってらんない

今すぐ君に会いたいんだ

あの桟橋も 浮かぶ銀河も

隣はいつも君がいい

 

明日は明日の風が吹く」なんて、楽観的な言葉もありますが、今日と同じような二人の関係が続く保証もないわけで。

来世どころか明日すら当てにして待ってちゃダメなんですよね。

 

 

来週も再来週も全部全部君だ

物語は続くんだ

世界をひっくり返すならば今だ

君をただ笑わせたいんだ

それだけが理由になるんだ

愛しくて仕方がないんだ

来世なんて待ってらんない!やってらんない

(待ってらんない! やってらんない)

 

「来週も再来週も全部全部君だ」って、なかなかに重みがあっていいですね。

1番では「大袈裟な物語を書き殴ろう」→「世界をひっくり返すなんて嘘さ」だったのが、もう世界をひっくり返す決意が固まってることがわかりますね。

 

既成概念なんてどうでもよくて、「君をただ笑わせたいんだ それだけが理由になるんだ」というのも強くていいですよね。

常識なんてものはどうでもよくて、君を笑わせたいという理由だけで十分なんですよ。

 

色々と思うところがあって来世を誓っていたわけですが、最終的には二人の気持ちに正直に、世界をひっくり返す決意が固まったところで、この曲は終わりを迎えます。

 

 

 

 

ということで、歌詞全文を見てきました。

同性故に現世での愛をあきらめ、来世を誓い合っていた女の子達の想いの移り変わりが表現された曲であるというのが、現段階での解釈です。

やっぱり自分はストーリー性のあるこの手の歌詞が、本当に好きだなぁと。

ライブで聞けるのが本当に楽しみになってきましたね。

 

また何か思うところがあれば、追記したいと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

《DIALOGUE+ 夏の花火と君と青 歌詞考察》

こんにちは。

 

今回は改めて「夏の花火と君と青」が良すぎるなぁと感じたので、書き始めました。

考察なんて大したものでもなくて、ここがとても良いということをひたすら言葉にしたいだけのものです。

よければお付き合いください。

 

 

まず、DIALOGUE+にハマり始めて割と早い段階でかなり好きになった曲ではあったんですが、今までなんとなく好きという状態でいました。

なぜ好きなのか改めて歌詞を見返すとしっかり切ないのが本当に良い。

 

元々、こういうストーリー性がある楽曲が好きで、中でも恋の自覚過程が描かれた曲が本当に好きなんですよね。

この夏花火はまさにといった感じ。

さらに、ここは解釈が別れるのかも(?)しれませんが、単純なハッピーエンドではなく夏の恋って感じの切なさが感じられるのが、とにかく良いんですよね。

こうしてこの主人公ちゃんはまた一歩大人になっていくんだなって。

 

 

 

youtubeで公開されてるMVの浴衣も最高だし、ライブに関してもUOは綺麗だし、337拍子もとても楽しい。

 

僕自身、アニサマの「おもいでしりとり」からDIALOGUE+を知り、初の単独ライブに参加したpuzzleの大阪で初花火を経験しました。

マジで一番聞きたい曲だったので、イントロの瞬間から思わず泣いてしまうぐらいには最高の経験でした。

セトリも本編のラストという最高のタイミングでイントロの入りも良くて、本当に気持ちよかったですね。

 

 

さて、まぁ夏花火の良さはみなさんご存知のことと思いますので、ここからは例のごとく歌詞全文を見ていきたいと思います。

 

ちなみにメンバーのインタビューでも詳しく語られているので、こちらもどうぞ

cho-animedia.jp

 

 

 

「夏の花火と君と青」

 

まずタイトル。

「夏」「花火」「青」とかいうオタクの好きなものを詰め込んだ、いい意味でとても頭の悪いタイトル。

もうタイトルの時点で存在しない夏祭りの記憶が想起され、気持ちよくなれるんですよね。

存在しない記憶なんですけど。。。

 

 

 

夕焼け終わり間近 待ち合わせまでもうちょっと

新しく買った浴衣は かわいくしてくれてるかな?

 

タイトルである程度の内容は分かるんですが、冒頭でまず詳細な状況が提示されます。

夕焼けの中、待ち合わせでソワソワしてる浴衣の女の子とか最高だろ。

「かわいくしてくれてるかな?」の表現もとてもいいですよね。

 

 

お前が一番可愛いよ。

 

 

 

慣れない足元カラリコロリ 人混みが更に邪魔して

よろけそうになる瞬間に君と目が合った

…私、変じゃないかな?

 

ここの「カラリコロリ」の下駄の音の表現も良いですね。

「よろけそうになる瞬間に君と目が合った」という状況が、少しフィクション感強めに出てる気がしちゃいますが、ヨシとしましょう。

「…私、変じゃないかな?」のとこは、「かわいくしてくれてるかな?」に続いて、なれない浴衣を着て君の目にどう映るかがとても気になる感じ。

 

だから、お前が一番可愛いって!!

 

 

 

あつい、あついよ 体温だけじゃ説明つかないや

トクントクン 加速するよ これはなんだろな…

ねえ、なんですか?

いつか想い出になるんなら

今の「好き」でいっぱいにしよう

遠くの花火が甘い魔法をかけた夏なんだ

 

いよいよサビ。

まだ、この段階では恋を明確に自覚してなくて、「ねぇ、なんですか?」なんですよね。

さっき載せたインタビューで寧々さんも言ってましたが、「いつか想い出になるんなら今の「好き」でいっぱいにしよう」のところは、おそらくこの恋がうまく行かない雰囲気を既に感じとっている様子が伺えて、切ないのがとても良い。

とはいえ、その状況で今を楽しもうと思えるのは大人だなぁと思いますが。

花火がかけた"魔法"というのも、いつかは解けてしまう感じが滲んでいて、切ないですね。

 

 

 

ひゅーどんど、と響く音が応援歌に聞こえたんだ

都合の良い思い込みで ためらいはどっかにいっちゃった

 

都合の良い思い込み、完全に夏祭りの雰囲気にあてられてる感じが良いですね。

完全に熱に浮かされてて、待ち合わせの時よりも大胆になれてる感じですね。

 

 

 

わたあめ やきそば 金魚すくい

次!次! ねえ全部行こうよ!

はしゃぎすぎて赤らむ顔をお面でそっと隠した

 

夏祭りフルコース。

都合の良い思い込みパワーが強すぎる。

夏祭りに行ってみたい人生だったな。。。

 

 

 

きれいきれいって情景だけじゃ説明つかないや

どきどき 幸せすぎるよ、夢なのか? 夢かもな

いつか花火を見た時、君を思い出すのかな

遠くの記憶でも絶対忘れないその横顔は

 

夢に思えるほどの幸福感が感じられますね。

「いつか花火を見た時、君を思い出すのかな」ってのも良いですよね。

やっぱ初恋だし、初夏祭りだろって感じがします。

それだけに、絶対に忘れられないほどの強烈な思い出。

そして、今日の出来事が切ない思い出になってしまうことをなんとなく自覚してる感が本当に切なくて良いんですよ。

 

 

 

最後の一粒散って 夜に戻る

寂しげカラリコロリに混ぜわがままを言うんだ

「遠回りしよう?」

...もう少しお願い。

 

いよいよ花火も終わり、帰路に着くわけですが、冒頭では楽しげに響いていたカラリコロリがここでは良い寂しさを出してますよね。

1番は人混みの中に響くカラリコロリで、こっちは各々の帰路について人も少ない夜の住宅街に響いてそうな感じが。

最寄り駅から家までを歩いてる感じですね。

 

で、この「遠回りしよう?」のセリフはこの後の部分を踏まえると、口には出せていないセリフですよね。

多分、都合の良い思い込みができてた主人公ちゃんなら言えてるかもなんですけど、もう夏の花火の魔法は解けかけていて、わがまま言えないんですよね。

たまんねぇな。

 

 

 

楽しかったねって言うだけ

それ以上は言えないの

帰り道終わり間近

これが最後かも もう最後かも

 

「楽しかったね」 それ以上は言えてないんですよ。

言い出せないのは叶わない恋であることをなんとなく自覚しているってとこもあるのかな。

切ないね。

この"最後"は帰り道としての最後だし、この恋としても最後なんですよね。

 

 

 

あつい、あついよ 体温だけじゃ説明つかないや

わかる わかる わかっていた これは恋なんだそう、恋なんだ

君とまた会う時には 続きから始められるかな

こうしてあついまま今日が終わる

消える花火が切ない魔法をかけた

夏でした

 

やっぱり主人公ちゃんとしても、自分の気持ちが恋であることはなんとなく気づいていたわけなんですが、ここでようやくはっきりとした自覚があるわけですね。

それ以上は言えないまま、夢のような今日が終わっていくわけですが、

1サビの「夏なんだ」が「夏でした」に変わっていて、もうすでに過去になってる感が切ない。

 

「君とまた会う時には 続きから始められるかな」のところも好きなんですよね。

もう次にどこかで会う時には、今日のような”あつさ”で続きを始めることは叶わなくて、おそらくここで散る恋なんですよね。

本当に切ない魔法だ。

 

 

 

 

 

 

というわけで以上になりますが、改めて読み返して見ても、本当に切ない初恋感が描かれていて素晴らしい。非常に美味しい。

MVも好きなのでいつか聖地にも行ってみたいですね。

 

DIALOGUE+2にもめっちゃ可愛い恋の曲があるとのことで、そちらも楽しみにしたいと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

youtu.be

 

 

第10回湯涌ぼんぼり祭り点灯式の話 (2022年7月17日)

タイトルの通り念願叶ってぼんぼり祭りの点灯式に参加してきた時の話です。

参加前にググったりはしてたのですが、そんなに情報が見当たらなかったので誰かの参考にでもなればと思い、まとめておきます。

 

せっかくなので、旅のまとめも兼ねて色々書いていきます。

とはいえあんまり写真撮ってないんですが。。。

 

 

 

 

金沢駅到着〜昼ごはん

金沢駅到着は10時30分ごろ。

京都からだとサンダーバードで2時間ちょっとなのでめっちゃ楽。

そして片道7000円ぐらいで手軽に行ける。

雨は心配だったが、なんとか耐えそう。

 

本当はもう一本ぐらい早いのに乗る予定だったけど、まさかのアラームが全く聴こえず1時間の寝坊。

前日に祇園祭に行った疲労がかなり効いてたみたいだ。

まぁ、1人なので誰にも迷惑かからないし問題なし。

それに飲食店が開く11:00前には無事に着弾。

予定に大きな影響はなし。

 

金沢、実は一年半ぐらいぶりの再訪。

前回も花咲くいろはの巡礼で来ていたわけだが、今回は前回行けなかった店を中心に回りたいところ。

 

 

予定通り、少し早めのお昼にならぶ。

せっかくなので寿司が食べたいということもあり、駅にある「すし玉」とかいう回転寿司へ。

参考にしてるアル中系おっさんyoutubeに出てきてたので、外れることはさそうという安心感。

 

10分前ぐらいに行ったら当然のように先頭。

とはいえ、入店して5分もすると満席になったので、そこそこ人気なのかな?

 

 

回転寿司と書いてあるもののレーンは全く回っていないのはよくわからん。

ランチかなんかのセットを注文。

昼から飲む酒は当然のように美味い。

なんか皿の右側にめっちゃ寄ってるけど、寿司は美味い。

ビールとハイボールで昼からキマったところで次の店へ。

 

 

 

行ってから気づいたが、なんと真隣にオリエンタルブルーイングという好立地。

 

説明しておくと、オリエンタルブルーイングは金沢の地ビールメーカー。

花いろでお馴染みの湯涌に醸造所があるので、なんとなく推してる。

ビールに関しては及第点って感じではあるが、花いろ補正でヨシ!って感じ。

応援してるので頑張って欲しい。

 

 

元々昼の2軒目に予定していたので退店後5秒もかからず隣のオリエンタルブルーイングへ。

本日のラインナップはこんな感じ。

 

1~4のビールは前回の巡礼で来た時と同じだったので、固定枠っぽい。

前回なかった5,6が両方IPAなのはありがたい。

ということでこの2種類を堪能。

いつ飲んでもビールは美味い。

 

 

申し訳程度の金沢観光

まだ昼だし、本来の目的は点灯式なのでこのぐらいにしておくかということで、チェックインの時間まで申し訳程度の観光へ。

今回の宿は香林坊の方にとってあるのでそっちの方に移動しつつといった感じ。

 

まずは前回行かなかった尾山神社へ。

なんか入り口の門にステンドグラスがついてる神社。

そこそこなサイズの庭園もあった。

ゆったりする予定だったが、雨の心配は何処へやらと行った感じで暑すぎたので即退散。

暑いのはマジで無理。

夏に旅行なんてしたくないけど、イベントならしょうがない。

早く秋になってくれ。。。。

 

 

続いて犀川大橋へ。

この橋は一応アニメにも出てくる橋で、巴さんや徹さんが通勤の時に通ってる橋。

登録有形文化財にも指定されてる橋でトラスがかなりかっこいい。

結構好きなので時間あったら是非行ってほしい。

暑さは憎いが晴れてるのは良かった。

 

 

その後チェックインの15時までもう少し時間あるので、適当にスタバで時間を潰していざホテルへ。

5kぐらいで周囲より安かったので選んだ訳だが、まぁかなり古めな感じ。

3連休の真ん中だし、こんなもんでしょ。

受付のおばちゃんはめっちゃ愛想が良かった。

暑すぎたので即シャワー。

 

 

いざ湯涌温泉

ホテルで少し休憩して、いざ点灯式へ。

北鉄バスが記念乗車券を発売してたので購入し、17時12分発のバスに乗車。

マジで本数すくねぇ。

初めて乗ったときにビビったけど、このバスはバス停以外でも降りれる区間があって、田舎すげぇとなる。

4,50分で湯涌に到着。時刻は18:00ごろ。

 

 

到着!湯涌温泉!!!

この看板見るだけでとてつもなく高まる。

 

まずは温泉街入り口付近の総合受付テントで家に届いたハガキを入場パスに交換。

セルフで記名し首から下げるタイプで、本名を晒しながら歩くことになるので少しビビったが、こういう点も含めて田舎感あって悪くない気がする。

 

さて、入場パスを首から下げ、奥へと進んでいく。

もっとお祭り感あるのかと思ったが、意外と人もまばらで屋台的なものも少なめ。

本祭の時はもっと増えるのかな。

 

 

 

少し歩いて例の木階段に到着。

18時すぎでこれぐらいの人の感じ。

この階段の前のスペースに入るのに入場券が必要なんだけど、その後ろの通路は普通に通れるようになってて、正直入場券の意味とは?って感じだったな。

まぁ、ぼんぼり祭りへのお布施ということで、全然いいんですけどね。

 

 

18:30からアカペラLIVEがあるらしいけど、もう少し時間があるので、奥の玉泉湖へ。

前回来た時は工事中とかで入れてもらえなかったので行っておきたかった。

 

点灯式ということもあってか、マジで誰も人がいなかった。

1周が500mぐらいらしいので、とりあえずお散歩。

なんてことない濁った湖ではあるんだけど、独り占めできて楽しかった。

 

 

 


お散歩を終えステージの方に戻るとアカペラステージが始まっていた。

この手のステージは微塵も興味ないし、むしろ嫌いまであるんだけど、なんかこの日はすごい良かったので、しみじみと聴き入ってしまった。

 

 

なんと言ってもこの時間帯の空気感がたまらなかった。

都会の喧騒から離れた温泉街で、夕方の心地よい風を感じつつ、花いろ楽曲を聴けるこの時間が最高に贅沢だった。

こんな写真で伝わるのかわからんけど空の感じも最高だった。

 

 

そんな感じで最高の時間を味わっているとあっという間にステージが終わり時刻は19:00。

 

途中に太鼓の演奏を挟むとはいえ、点灯式まであと1時間も時間があるので隣にある温泉に入っていくことに。

急に決めたのでタオルすらなく、全購入することになったけど仕方ない。

オタクまみれだったらどうしようかと心配していたが、僕が入った時には地元のおじいちゃんと家族連れぐらいしかいなかったので非常に快適だった。

 

ゆったり浸かっていると外ではすでに太鼓の演奏が。

風呂上がりに館内で涼ませてもらいながら、たまたま来ていた地元のおじいちゃんと共に階段の見える特等席で聴かせてもらった。

なんかおじいちゃんは点灯式が今日だってことはよく知らないらしかった。

地元だとそんなもんなんかな。

 

 

太鼓の演奏が終わったタイミングで点灯式のために外へ。

温泉に入る前と比べると人が2倍ぐらいに増えていてびっくり。

 

程なくして点灯式が開始。

なんか金沢市長とかも来ててすごいなぁとなった。

挨拶もそこそこにいざ点灯。

 

みんなでカウントダウンをしたわけだけど、最近のライブやらで声を出す機会もないのでなんか懐かしい気分になった。

 

点灯自体は意外とあっけなかったけどすごい綺麗だった。

マジで来れて良かった。

 

式典終了後には階段が解放されるので、神社のある上の方まで登ってみた。

途中で自分の名前が入ったぼんぼりもバッチリ見つけた。

自分のは見やすいとこにあったけど、人によってはちょっと距離がある見づらいとこに配置されてたりするので大変そう。

それと自分はハンネでエントリーしてしまったんだけど、本名のが方が多かった。

本名が正解だったのか?

 

目的も果たせたのでそろそろ帰宅。

 

最初は雨の心配もあったけど、天候にも恵まれ幸福度の高い点灯式だった。

急遽温泉に入ったことも含め、ムーブが完璧すぎた。

 

 

 

帰還のため温泉街の入り口に向かうわけだがすでにバス待ちの列ができていた。

帰りのバスについてはよくわかってなかったんだけど、普段なら終バスが終わっている時間なので、臨時バスが1本追加されるということだった。

で、そのバスが21:20分発なので30分以上待つことになった。

 

21時ごろになると北鉄バスが2台ほど入ってきたので、それらにオタク達が詰められ帰還。

点灯式からバスで帰る人は2台分で余裕で入るぐらいの人数だった。

 

当然途中で降りる人もいないのでほぼノンストップで市内まで戻れる。

行きと比べるとかなり早かった。

宿の関係で近江町市場のあたりで下車。

 

 

 

飲酒

さて、時刻はもう22:00。

この時間になると飲食店の選択肢がだいぶ限られてくるのが困るが、その点は事前にリサーチ済み。

目をつけていた「ジビルバ」とかいう美味いビールが飲めそうな店に向かう。

が、なんとこの日は休み。。。

調べた時はそんなこと書いてなかった気がするので、臨時の休みっぽい。。。

 

結構楽しみにしていただけにショックだったが、気を取り直して周囲をうろつく。

繁華街寄りの地域なので店自体は多いが、期待値の高い店に行けなかった直後なので外したくはない。

 

少しうろついて近くの「鳥珍や」という焼き鳥とか手羽先の店へ。

25:00までやってるらしくありがたい。

なんか手羽先が有名らしいけど、ちゃんと美味しかった。

 

 

この店はお酒の種類も割と多くて良かった。

安定のサッポロ生に加えて、瓶でアサヒ、キリン、赤星を揃えてある。

サワー系もなんか色々あった。

いまだにビンの良さはよく分からんのだけど、ビン好きの人は赤星でよく高まってるイメージがあるので、生の後に頼んでおいた。

ビンがわかるオタクになりたいもの。

 

 

軽く飲んだところで2件目に行きたかったが、この後に行きたいところがあったのでこのくらいに。

書きながら思い出したけど「天ぷらスタンド 十八番」とかいう店も行こうと思ってたんやった。

まぁこっちは本祭の時にでも行きますか。

 

 

夜の犀川大橋

店を出て今回の旅のもう一つの目的、夜の犀川大橋を見に。

本来であれば宿をもう少し駅とか近江町の方にとるのがいいんだろうけど、今回は夜の犀川大橋を見に行くために近くに宿を選んだ。

もうすでに昼間に見てるのだけど、夜は夜でライトアップされていて綺麗なんだよね。

 

一旦宿に戻り、このためにわざわざ持ってきた三脚を担いでいざ橋へ。

夜は夜でかっこいいんだよね。

歩道側のライトが0:00で消えてしまったのでもう少し撮りたかったなぁという思いはあったけど、無事に橋を堪能できたので良かった。

かなりかっこいい橋なので機会があったらぜひ行ってみてほしい。

 

(正直、地元民からしたらなんてことないただの橋なんだろうから三脚立てて写真撮ってるとすげぇ不思議な顔で見られまくった。。。)

 

 

無事に目的も果たせ、酔いもだいぶ覚めたので締めラーの8番ラーメンへ。

金沢民のソールフードらしいので食べてみたかった。

名古屋のスガキヤみたいな感じなんかな。

 

味はそんなもんだよなって感じだけど、悪くなかった。

0時回っても開いてるのはありがたすぎる。

(ここの生ビールはなんか美味しくなかった。。。)

 

日々身体の衰えを感じてるけど、全然食えなくなってる気がする。

ラーメンとビールでお腹いっぱいすぎてしんどかった。。。

 

 

この後は宿に帰り即就寝。

ここ最近、出かけるとシャワーも浴びずに寝落ちパターンが多くてなんとかしたい。

 

 

2日目

当然そんなクソみたいな入眠なので最悪の気分で起床。

シャワーを浴びゆったりと身支度をして、一旦駅に荷物を預けに。

 

 

余談だけど金沢のレンタサイクルはマジで快適。

街中にポートがいくつかあって、近くのポートで借りて別のポートでいつでも返却できるみたいなやつ。

こないだ広島に行った時にもお世話になったけど、乗り捨てできるのが便利すぎる。

30分で160円ぐらいなので、場合によってはバスを待つよりも快適。

 

 

荷物をおいたらお昼は「グリルオーツカ」へ。

ここは前回行きたかったけど行けてなかったお店。

ハントンライスとかいうオムライスみたいなのが有名らしい。

 

開店の10分ほど前に着いたがすでに6人ほど待っていた。

並んでからもどんどん人が増えてたので結構人気らしい。

 

 

 

 

こちらが有名なハントンライス

昨夜のラーメンが残っていたせいか、割と量が多く感じた。

味も結構濃いめでしんどかった。

 

 

 

腹ごなしに少し周囲をお散歩して、駅に戻る。

せっかくなので金沢城にでも行こうと思っていたんだけど、暑すぎて歩きたくなので急遽断念。

夏は嫌いだ。。。

 

 

駅に戻ったところで続いては前回行けなかったおでん屋「黒百合」へ。

この店も結構並んでる印象。

 

 

車麩にはあんまり馴染みがないもので、食べれて良かった。

 

 

 

本当なら寿司も食べたいし、もう一度オリエンタルブルーイングにも行きたいところだけど、お腹いっぱいすぎるので残念ながらそろそろ帰還。

 

 

 

まとめ

2回目の金沢だったけど、行きたいところは大体いけたので満足。

 

メインのぼんぼり祭り点灯式も非常に良かったし、本当に行けて良かった。

 

唯一の心残りは、今回は西岸駅に行ってないことぐらい。

そっちは点灯式の際に行くことにしようかと。

 

ではまた本祭で。

 

《内田彩 Canary Yellow 歌詞考察》

 

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さて、本日発売となりました「Canary Yellow」 ですが、今回も非常に良い曲になってましたね。。。

安心と信頼のhisakuniクオリティ。

 

Pale Blue に引き続きかなり好きな曲だったので、想いを綴って置きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

正直なところ、Pale Blueがかなり良かったので、流れを汲みつつこれに匹敵する曲を作るのは無理があるんじゃないか思っていましたが、杞憂に終わりましたね。

 

試聴の時点でかなりの完成度の高さを感じていましたが、Fullで聞くとさらに驚かされることばかりで本当に素晴らしいです。

 

 

まず、曲調として、まさかこの系統で来るとは。。。という驚き。

hisakuniさんらしさの感じられるお洒落な曲。

なんか途中で曲調が一瞬変わるところも、すごく気持ちいい。

 

 

そして歌詞的にもPale Blueの流れを絶妙に引き継いでいて、かなり上手い。

前作の要素を露骨にがっつり入れられるのは好きじゃない派なので、その点が非常に程よく感じます。

 

早くライブでこの2曲を聴きたすぎる。。。

 

 

ちょっとまだまだ読み込みは足りないかもしれませんが、早速歌詞全文を見ていきたいと思います。

ただ、その前にPale Blueを含めたこの2曲の位置関係を話しときたいと思います。

 

Canary Yellowを聞いたことで、Pale Blueの解釈も若干変わった気がします。

 

 

まず、この2曲を通して見ると、これは完全に恋寄りの曲なんですよね。

Pale Blueのインタビューを読んで、以外と友情よりなのかなぁと思ったのですが、Canary Yellowを聞いてみると全然そんなことないやんといった感じ。

ゴリゴリに恋してますね。

 

そして、ざっくりと言っちゃうと、Pale Blueの時点では君からの想いになんとなく気付きながらも、自分側としてはその感情を曖昧にしつつ「愛しい」で片付けてるみたいな。

そこからCanary Yellowでは、はっきりと自分の恋心を自覚しているんですよね。

 

ありきたりなくくりで言ってしまえば、友情→恋って感じかと思います。

ちょっとざっくりとしすぎてて正確ではないですが。

 

時系列的にも順当にPale Blue → Canary Yellowで良いかと思います。

 

 

それから、Pale Blueの時点では”線”ってのが大事なキーワードなのかなと思っていたんですが、一番しっかりと見るべきは括弧書きのセリフの部分だった気もします。

まぁ、見ればわかりますが、Pale Blueは君のセリフで、Canary Yellowでは自分のセリフが括弧書きになってます。

詳しいところは歌詞を読み進めながら見ていきたいと思います。

 

 

 

それでは

 

 

まずタイトル。

なんで「Canary Yellow」?

ここはかなり大事なところ。

 

Blue→Yellowの流れを考えないといけないんですが、アニメでEDが披露されてからというもの、この記事の書き始めの段階では答えにたどり着いてません。

Yellowでなければならない理由があるはずなんですよね。

 

PaleからCanaryということで色の形容として、少しはっきりとしたものに変わっている点に関してはなんとなく理由がわかるのですが、Yellowについてはお手上げです。

 

書きながら多少は理解が深まると思うので、書き終わった時にたどり着けてればいいなぁと思い、一旦後回しにします。

 

 

 

 

木漏れ日のようなライン走るマグカップ

そっと指でなぞる 整った指先

見惚れた時聞こえた気がしたんだ

しまってたはずの蕾が芽吹いてゆく

 

マグカップはやくも用キーワードな感じですが、ラインに対して「木漏れ日のような」で形容するセンスですよね。

ちなみにここは「淡い日差しが降り注ぐ(Pale Blueより)」を受けてのものかと。

 

そして、聞こえちゃってるんですよね。。。

あとを読むとわかりますが、これは恋の音ですね。

(だって恋の音がした/最後の花火より)

(「最後の花火」大好きオタクとしては恋の音を入れてくるのはアツすぎる)

 

もちろん芽吹くのは恋心。

Pale Blue時点では意識的にしまってたわけではないと思うのですが、タイトルも示すように、関係を曖昧さで終わらせていたような気がします。

 

 

 

 

曖昧な語尾が増える毎日だけど

曖昧にしたくない気持ちを知った

 

自分の気持ちを自覚すると共に、淡く蒼い輪郭をはっきりとさせたくなったわけですね。

このはっきりとさせたいという想いがCanaryに通ずるところかと思います。

成長が伺えます。

 

 

 

 

いまこの瞬間を 君との会話を

思い出すときがいつかくるのかな?

 

「いまこの瞬間を 君との会話を 思い出すときがいつかくるのかな?」ってとこなんですけど、現在だけじゃなくて未來に目を向けてるんですよね。

Pale Blueにおいても、青春を描きつつもどこか俯瞰したような大人な雰囲気が入っていたのですが、こういうところなんですよね。

 

この大人感に関しては今の内田彩が歌ってるからのものであって、メタ的要素な感じは少ししますね。

 

 

 

 

ミライに花向けたト書きがあるなら

「このままがいい」

一緒にいるのになぜ?少し寂しくなって

思ってもないことうそぶく私を

いつもと変わらずに笑ってくれたから

「好き」の音が柔らかく響いた

 

 

ここの「このままがいい」のセリフに関してはト書ということで、実際に発した言葉というよりは、この子のモノローグ的な心の中でのセリフかと思います。

この二人の関係性という物語の中でのト書き。

 

その後に「思ってもないことうそぶく私を」とあるので、実際のセリフとして取れなくもない気は少ししましたが、こっちの「うそぶく」は「このままがいい」というト書を踏まえた上で行われている、ここには書かれてない君との会話に対してのものな気がします。

 

 

そしてこのセリフに関連して、Pale Blueにおいては、”君”が「ありふれた毎日だ」ってうそぶいているんですよね。

こっちは実際に発してるセリフです。

Pale Blue時点状況においては、何気ない毎日が掛け替えのない幸せなものだと分かりつつも、ぽつんとつぶやいているような感じかと。

 

そんな「ありふれた毎日だ」に対して、モノローグではありますが「このままがいい」で返す形になってると思います。

この時点では自分の恋を確信できてはない気がするので、そういうことでの「このままでいい」なんですよね。

とはいえ、曖昧にしたくないという思いも徐々に芽生えていて。

 

完全な本心とは言い切れないですが、現段階ではどちらかというと曖昧なままの関係を崩したくないという想いの方が強いのかと思います。

 

 

それから最後の

「好き」の音が柔らかく響いた

これは「最後の花火」的に言うと恋の音な訳ですが、注目すべきは「好き」が括弧書きになっているところ。

これはこの子の心の中に響く、無意識的に発せられるようなモノローグかと思います。

ここが明確に恋を自覚する瞬間。

 

ここまで読むと分かりますが、冒頭の「見惚れた時聞こえた気がしたんだ」のところで聞こえた気がしたのは、この「好き」だと思いますね。

 

 

 

 

2倍速を選びたくなっちゃうような

退屈だった毎日が突然 見渡す限り鮮やか Canary Yellow

咲いてゆく 咲いてゆく

私 恋してるんだ

でも、、、

 

恋をして退屈な毎日が色づき始める感じ。

冒頭で芽吹いた蕾が咲き始めるわけですね。

 

この時点では完全に恋を自覚しています。

 

そしてここで唯一タイトルの「Canary Yellow」が出てきます。

Pale Blueの時には一度も出てこなかったんですけどね。

 

歌詞カードを見ると恋をして色づく世界の形容として使われてる気がしますが、音源を聴くと「咲いてゆく」に掛かってる気もします。

まぁ、歌詞カードがある以上そっちを優先すべきかと思うので、現状では色づいた世界のことをCanary Yellowと表現しているという解釈でいます。

 

多分この曲のタイトルの手がかりとしてはここを読むしかない気がするんですが、やっぱりよくわからないですね。

 

なぜYellowじゃないといけなかったのか。。。

 

 

 

 

どっかで自信がなくて 気持ちを疑って

君のことを好きになっちゃダメかな?

いまこの関係をギュッと抱きしめたいのに

壊したくたくない

君がなぞっていた線の続きをそっと

探すように指で追いかけた

この恋の結末に期限があるのなら

勇気をだして

 

 

恋心を自覚しつつも、まだ不安な気持ちはあるわけで。

「いまこの関係をギュッと抱きしめたいのに」ここの表現も素敵。

"関係"を"抱きしめたい"、しかも"ギュッ"と。

強く抱きしめたいけど、壊したくはない。

 

 

そしてPale Blueのでは「二つの線が 交わる気がするんだ」という、恋の予感を感じさせるような、未来に期待するような雰囲気で終わっていたんですが、

なんとここでは自ら君の線を追いかけにいくわけですね。

これは大きな一歩を踏み出したなという感じがします。

 

 

それからここの「恋の期限」についてはちょっと急に出てきたような印象を受けました。

全てのものは有限で、終わりのないモノなんてないわけですが。

「勇気を出して」のきっかけになる非常に大事なところなので、もう少し考えてみたいと思います。

 

 

 

 

「なんかちょっと似てるね」

目配せて 恥ずかしくなった

淡く蒼い風が吹いて 2人の頬を撫でた

 

はいここ!!!

ここがね、クライマックスですよ。

 

この「なんかちょっと似てるね」はPale Blueにおいて、君が目配せて言ったセリフですね。

Pale Blueの時点で、この子は気づいてませんでしたが、これは実質愛の告白なんですよね。

I LOVE YOUとまでは行かないけど「月が綺麗ですね」ぐらいの感じ。

この二人だけがわかる二人だけの言葉。

 

恋を自覚してあの時君が言った言葉の意味を分かったからこそ、勇気を出して同じ言葉を自分から言うわけですね。

ここでようやくお互いの気持ちが確かめられたというところでしょうか。

 

「なんかちょっと似てるね」でお互いの想いを確かめ合うの、まじで綺麗。

 

 

ちなみにPale Blueでは「淡く蒼い季節 薫る」だったものが、「淡く蒼い風が吹いて」に変わってますね。

 

 

 

 

いまこの瞬間を 君との会話を

思い出すときがいつかくるのかな?

ミライに花向けたト書きがあるなら

「このままじゃイヤ」

一緒にいるのになぜ?少し寂しくなって

思ってもないことをうそぶく私を

いつもと変わらずに笑ってくれたから

この好きの音 君にも聞こえますか?

 

 

ついにラスト。

「このままでいい」だったト書が「このままじゃイヤ」に変わりましたね。

自分の恋を自覚して、二人だけの言葉で想いを確かめ合ったからこその成長が感じられます。

 

それから最初のところで流してしまったのですが、「ミライに花向けたト書き」について。

少し調べた感じ、「花向け」は誤用っぽいんですが、字面としてはいい感じだと思います。

そんなことよりもここの「ミライ」ですね。

Pale Blueの時の「アイモカワラズニ」には"相も変わらずに"と"愛も変わらずに"的なダブルミーニングで取れなくなかったのですが、今回はどうしたものか。

 

ここもよくわからないので、もう少し考えたいと思います。

 

そして「この好きの音 君にも聞こえますか?」で締められるわけですが、ここの"好き"は括弧書きではないんですよね。

一番終わりの"「好き」の音"は恋の自覚のきっかけになるモノローグだったのですが、ラストでは括弧がなくなり、"この"が追加されてるんですよね。

 

ここでの"好きの音"ってのはかなり抽象的なもので、自分の恋心に向き合い覚悟を決めたからこそ、この子から漂う君への想いみたいなものかと思います。

会話の中に溢れちゃう恋心というかなんというか。

とにかく恋する女の子の音なんですよ!

 

"この"が追加されてるのは、自分の恋としてはっきりと自覚できるようになったからということですね。

 

あんま上手く説明できないですが、締めとしては綺麗なことは見ただけでわかるかと思います。

 

僕にはしっかりと好きの音が聞こえました。

 

 

 

さて、最後まで読んでみましたが、やっぱ上手いですよね。

Pale Blueからの流れのを絶妙に汲んでいて、2曲通して本当に綺麗に仕上げられているかと思います。

美しい表現も多かったですね。

 

こんな素晴らしい楽曲が加わったのが嬉しすぎるし、ライブもますます楽しみになってきましたね。

 

 

 

 

とりあえず発売日当日ということで、現段階での自分の解釈を綴ってみました。

保留にしたようなところも多いですが。。。

そして一番大事な「なぜYellowなのか?」ということに対する答えはよくわからないままですね。

そもそもPale Blueに関しても青春→青ぐらいの感じで納得しちゃってるところはありますし。。。

とは言えこうして聴いていると、黄色以外ありえな気がしてくるぐらいにはハマってるなぁと感じますね。

 

また時間をおいて聴いてみると新たな発見があったりすると思うので、その時は追記したいと思います。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

TA・BE・GO・RO@ガール! 歌詞 鎌倉ひなみ(cv.内田彩)

 

久々に聞いたら結構いい曲だなぁと感じたのですが、

ネットに歌詞が見当たらなかったので急遽書き起こすことにしました。

(cd買えよって話なんですが、今すぐ知りたかったので)

 

耳コピなので間違いがあるかもしれません。。。

 

1番に関しては公式が歌詞をあげてくれているので間違いはないかと

www.nicovideo.jp

 

 

TA・BE・GO・RO@ガール!  鎌倉ひなみ(cv.内田彩)

 

TO・KI・ME・KI♡

TA・BE・GO・RO@ガール!

 

初めてのキッスの味なら

知ってるわ当然でしょでしょ

この前読んだばかりよ

レモン味って書いてあった

 

白馬またがった王子様

夢見がちお子様かしら

車でむかえにくるのよ

わたしだけの王子様

 

知らないオモイ 知りたい

だけどまだまだ遠い

しあわせな二人って

どんなどんなどんな風味

ほっぺた落ちちゃいそうなほど

おいしいのかな

 

このピュアピュアハートに

シュガシュガソウルをトッピング

うんとデコレート

 

パンケーキよりもずっと

シュークリームよりもっと

甘い甘いLOVE希望

 

熟れに熟れてるより

少し青い方が絶品

さわやかな香り

 

大好きだよずっと

わたしの方がもっと

そんな日々にあこがれるの

 

TA・BE・GO・RO@ガール!

 

 

 

二回目のキッスについては

情報が皆無でなぞなぞ

インカ文明も顔負け

地球規模の神秘的

 

見えないミライが見たい

好奇心が高まり

しあわせな二人って

いったいいったいいったい全体

どこまで続いて行く物語は

 

そのきらきらドリームが

カラフルテープでラッピング

しゃんとコーディネート

 

ぬいぐるみよりずっと

アルバムよりもっと

大切な宝物

 

 

細く長くじゃない

太く長い方が絶対素敵

一番ね

 

大好きよりずっと

愛してるよりもっと

そんな言葉探してるの

 

TO・KI・ME・KI♡

 

 

 

ねえ聞こえていますか

ねえ巡り会えますか

もうドキドキが止まれない

オモイ ミライ 期待してるよどうか

 

このピュアピュアハートに

シュガシュガソウルをトッピング

うんとデコレート

パンケーキよりもずっと

シュークリームよりもっと

甘い甘いLOVE希望

 

熟れに熟れてるより

少し青い方が絶品

さわやかな香り

 

大好きだよずっと

わたしの方がもっと

そんな日々にあこがれるの

 

TO・KI・ME・KI♡

TA・BE・GO・RO@ガール!

 

 

 

 

 

 

《内田彩 Pale Blue 歌詞考察》

 

だいぶ時間が経ってしまいましたが、内田彩さんの最新シングル「Pale Blue」がめちゃめちゃ良かったのでそのことについて書いてみたいと思います。

(発売直後に8割ぐらいは書いたのですが、失速してしまい放置していたものです。。。)

 

そんなにしっかりとした読み込めてないのですが、一応あげときます。

 

アニメの「やくならマグカップも」についても触れる予定なのでネタバレが嫌な方は回避を。

 

それでは早速。

 

 

 

まずタイトルなんですが、Pale Blueということで、良曲オーラを漂わせてますね。

 

なんで青かというともちろん青春の青ですね。

 

(米津玄師もおんなじタイトルの曲出してるので検索が少し面倒)

 

 

イントロのピアノから美しいし、歌詞もメロディーも本当に綺麗すぎる。

 

さすがとしか言いようのないhisakuniクオリティ。

 

とても気に入りました。

 

ありがとうございます。

 

 

 

それから初聴きの時は恋愛よりなのかと思ったら、どうやら友情よりらしい。 

 

「今回の制作にあたり、h i s a k u n i さんか ら“こういう曲にしたいです!”というメッ セージもいただいたんです。そこには、青 春をテーマにしつつ女の子同士が恋心を 抱きながらもすれ違うかも...といった内 容が書かれていて」/ 内田さんのインタビューより

 

 

このインタビューからhisakuniさんの思いの一部を知ることができます

 

こちらのurlからどうぞ。 

okmusic.jp


 

 

 

あと、発売日の特番を見た感じ、かなりアニメのテーマである陶芸に寄せて作ってあるらしい。

 

 

ろくろを回しながら陶芸をするときの繊細さ。

ちょっとした力加減で大きく形を変える粘土。

 

そんな陶芸の難しさと、青春時代の絶妙な心の機微や葛藤だったり、人間関係だったりを重ねてるってのが主なテーマらしい。

 

 

ただ青春の真っ只中にある人にだけじゃなくて、大人でも共感できるようになっているらしく、若干俯瞰してるような、ちょっと大人びているような視点が感じられますよね。

 

 

では、ここからは一応歌詞全文を。 

 

 

意味なんてなくたって
笑いあえる 二人はそう
いつだって

なにかになりたくて
でも変わってしまうのは
少し淋しくて

 

何かになりたいんだけど、変わりたくもないんだよな。

青春って感じ。

 

やっぱり、変わらないでいられるってのもそれはそれで幸せだなぁと思います。

 

 

 

ぐるぐるまわる
頼りない毎日に線を描く
優しい曲線が走り出す
色づいてく
淡い日差しが降り注ぐ

 

どんなに足掻いても明日がやってくるし、頼りない毎日だとしても日々を刻んで行かないといけないんですよね。

 

この辺の「優しい」「淡い」もPaleを意識したものですね。

 

「線を描く」「走り出す」「色づいてく」「降り注ぐ」

うまく言えないけど、ここの流れがなんか綺麗だなぁと思います。

 

 

 

「ありふれた毎日だ」って
そっけなく君は言う
うそぶく君のしぐさに
思わず笑った
つられて笑う君が
たまらなく愛おしくて
かけがえのない日々を
どこかに縫いつけておきたいな

 

サビも本当に綺麗なんですよね。

 

「うそぶく」のワードチョイスがすごく良いと思う。

 

「ありふれた毎日だ」って言葉は、発した君もそれを聞いた私も、二人ともが本音ではないことを理解してのものですよね。

 

こんなことを何気なく言えるような日々が掛け替えないことをなんとなくわかってる感じ。

 

 

で、最後の「縫いつけておきたいな」なんだけど、一見すると陶芸と関係なさそうで、悩みどころなんすよね。

現段階ではアニメに解釈のヒントがあるような気がしてます。

 

やくもの9話で主人公ちゃんが作ったモノなんだけど、粘土のロープ2本と普通のロープ1本を編みこむ技法で作ってたんですよね。

 

実際に存在する技法なのかは知らないけど面白いなぁと思いましたね。

 

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これのことじゃんと思ったけど、こんなことを書きながらやっぱりちょっと強引な気がしないでもないし、もうちょっと考えたいところ。

 

縫い付けておきたいって綺麗な表現だけど、単純に考えると陶芸テーマでは出てこない表現な気がするので難しいところ。

 

 

 

 

 

好きなモノ 好きなコト
恥ずかしがらず好きと言える
君が好き
真っ直ぐな眼差しに
見つめられるとすぐに逸らす
自分が嫌い

 

(「好きなコト」「好きなモノ」 わかんなくなってた /DECORATEより)

(hisakuniさんの好みなのか?)

 

「君が好き」の声の感じと余韻が良すぎて、イヤホンで聞いてるとすぐにオタク顔になってしまう。

 

相手の好きなところは見えるけど、自分に関しては嫌いなとこがよく見える感じ。

 

自分が持ってないからこそ羨ましい感じですよね。

 

 

走り出す二本線
つかず離れずに平行線
私たちみたいだから
指先で触れたんだ
これ以上離れないように

 

「走り出す二本線 つかず離れずに平行線」

ここのリズムが本当に好き

 

歌詞のはめ方がマジでうまい。

 

平行線って交わることはないけど、絶対に離れることはないわけで、それはそれで尊いと思いますけどね。

 

平行線の関係って悪くない気がします。

 

(この表現とか、さっきの編み込み技法とかを考えると、脳内ジョン・タイター世界線の話をし始めちゃうんですけどね。)

 

 

 

誰もが一括りにする
言葉では括れない
淡く蒼いこの関係の
輪郭をなぞった
毎秒がはじめましての
感情を真っ直ぐに
伝えられたら
二つの線が
交わる場所あるかな

 

(ここは若干字余り感あるなぁと最初に思ってしまったせいで、ずっと気になってしまう。)

 

「淡く蒼い」はタイトルですね。

こっちの蒼なんだって感じ。

 

既存の言葉では表せないようなものなので、「輪郭をなぞった」なんですよね。

 

 

 

追いかけ追い抜いて
アイモカワラズニ線と線
「なんかちょっと似てるね」
目配せて 君は言う
淡く蒼い季節 薫る

 

ここの「アイモカワラズニ」がカタカナなのすごく気になりますよね。

 

文脈的に”相も変わらずに”というのがメインの意味だとは思うんですが、”愛も変わらずに”的な意味も込められてるのかなぁと思います。

「愛おしくて」なんて表現もありましたからね。

 

ちょっと文字の並びは変わりますが”愛も分からずに”説も最初は考えました。

まぁ、やっぱりちょっと強引かなぁと思うので、とりあえず撤回といった感じですかね。

 

 

 

 

ありふれた毎日だって
それぞれ芽吹いてゆく
大人びた君の仕草に
笑顔でかえした
つられて笑う君が
たまらなく愛おしくて
ここじゃないどこかで
二つの線が
交わる気がするんだ

 

1,2番の歌詞からすると成長が感じられていいですよね。

 

「それぞれ芽吹いてゆく」もいいですし、「笑顔でかえ」せるようになっているのも成長感が感じられていいですよね。

 

そして最後には、ずっと平行線だと思ってた関係になんとなく交わりそうな予感を感じての終わりですね。

 

交われない感を感じていたものの、お互いに成長したことで交わる気配を感じたってわけですね。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

以上になります。

歌詞的には等身大の高校生感はあるはずなんですが、どこかちょっぴり大人で俯瞰している感じがしますよね。

 

全体として心穏やかで美しい感じの曲に仕上がってますね。

 

やくも2期も無事に決まりましたが、またタイアップ獲れるんでしょうかね?

 

うっちーも本編に登場するキャラを担当するとのことで、見る理由は十分あるんですけどね。

 

個人的にはこのPale Blueを超える名曲が生み出せる気がしないので、このまま引いてくれてもいいかなぁと思っています。

 

それではこの辺で。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

《内田彩 Breezin' 歌詞考察》

 

さて、今回は内田彩さんのBreezin’について書いていきたいと思います。

 

この曲は2014年11月に発売されたうっちーの1stアルバムの2曲目に当たる曲です。

 

ライブではかなりのぶち上げ曲で、とにかく楽しいというイメージしか無かったのですが、最近歌詞をちゃんと読んでみるとめちゃめちゃ好みのものだったので、今回も勢いに任せて書いてみたいと思います。

 

僕がうっちーのライブに初めて行ったのがSo Happy ツアーの大阪なのでもう2年も前のことになるのですが、今までちゃんと歌詞を読まなかった自分が不思議でならないぐらいのいい歌詞なんですよね。

 

全体の流れとしては友情から恋への遷移恋の自覚というものが描かれているわけですが、僕の専攻分野ですね。

 

めちゃめちゃいいので皆さんもじっくり聞いてもらえればと思います。

 

 

前置きはこのぐらいにして早速歌詞を見ていきたいと思います。

 

 

 

ピュアピュアなチェリーがMissing you
ソーダグラスで揺れてる
ギザギザなJellyもMissing you
甘く甘く 弾けちゃう
あと出しの恋もI don't care
初めて読んだプロローグ
近づけるかな 揺れる 乙女 ごころ
エスチョン!
気になってるコは
エスチョン!
近くにいますか?
「イェス!!」

 

これはサビから始まるタイプの曲ですね

 

この時点でわかるものがあると思うんですが、注目すべきはチェリーソーダグラスですかね

 

個人的にはこの段階でパッとクリームソーダが思い浮かんだんですがどうでしょうか??

 

詳しくは1番サビで詳しく見てみたいと思います。

 

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甘いラブストーリーに 興味もなさそうなキミ
突然 Contact
まさかの Impact
何故か距離を取ったのは 見慣れた横顔さえも
見られない Confusion
寄り道 Invitation

 

続いて1番のAメロ。

 

この4つの英単語がいいリズムを作ってますよね。

 

ここでキミが出てくるわけですが、キミの様子は主人公ちゃんにとって恋に疎そうな感じに見えてるんですかね

 

そんなキミからの突然のContact。

 

1番サビを見るとわかるのですが、どうやら「帰りに寄り道してこうぜ」ってお誘い(Invitation)だったようですね

 

いつもと違う二人っきりの状況で見慣れた横顔にさえ動揺してしまうわけですね。

 

 

友達みたいな いつもの掛け合い
わたしだけ から騒ぎ 気づかれちゃダメかな?
F・A・Q
確かめたい

 

自分自身はいつも通り友達として会話してるつもりでも、二人っきりのこの状況にどこか空騒ぎな気がしてしまう。

 

いいっすねぇ〜

 

ここで出てくるF・A・Qはよくある質問(Frequently Asked Question)ってやつなんですが、サビで出てくる「気になってるコはいますか?」って質問ですね。

 

「好きな子いるの?」なんて質問をされるような世界線に行ってみたいもの。。。

 

 

 

ピュアピュアなチェリーがMissing you
ソーダグラスで揺れてる
ギザギザなJellyもMissing you
甘く甘く 弾けちゃう
あと出しの恋もI don't care
初めて読んだプロローグ
近づけるかな 揺れる 乙女 ごころ
エスチョン!
気になってるコは
エスチョン!
近くにいますか?
「イェス!!」

 

いよいよ1番サビ。

 

まず最初に言っときたいのは

 

初恋の初々しさが存分に表現されているピュアピュアなチェリー

恋に鈍いキミへのもどかしさが表されたギザギザなJelly

 

この二つの表現が非常に素晴らしいなと感じますね。

 

そして、Missing youはもちろんMiss youではあると思うんですが、Missingからは初恋への戸惑い、つまり初めての恋に自分の感情が迷子になってる様子も感じられてすごくいいですよね。

 

まだ1番しかみてない段階ではありますが、1番の歌詞がピュアピュアなチェリーの方で2番の歌詞がギザギザなJellyの方なのかなぁと思っているので、なんとなく意識しといてもらえるといいかと思います。

 

そして冒頭でも話したように、このチェリーとソーダグラスの時点でクリームソーダを思い浮かべたわけですが、そのことを踏まえるとこの二人は喫茶店にでも寄り道してんじゃね?ってことを考えるわけですね。

 

しかも絶対学校帰りだろ。

 

まぁ喫茶店でクリームソーダを飲んだことがあるかと言われるとないんですけど、クリームソーダといえば喫茶店ですよね。

 

学校帰りにドキドキしながら二人でクリームソーダを飲む。

 

なんかめちゃめちゃよくないっすか?!

 

個人的にはカフェじゃなくて喫茶店だというのが重要ですね、雰囲気的に

 

 

 

それから、この部分をよくみたときに表記が"ゼリー"じゃなくて"Jelly"なのが気になりますよね。

 

ちょっと調べて見たところJealous(嫉妬する)のスラング的用法として「羨ましい!」「いいなぁ!」みたいな意味合いでJellyが使われることがあるらしく、その意味合いを含んでいるのかなぁということを考えましたが、この辺はよくわかりません、、、

 

そもそも喫茶店クリームソーダ説だとするとゼリーってのが少し引っかかるんですよね。

 

基本的にクリームソーダにはゼリーなんて入ってない気がするのでちょっと微妙なところです。

 

個人的には学校帰り寄り道クリームソーダは絶対に曲げたくないので、なんとか納得できる理由が欲しいところです。

 

 

 

後半部分についてですが「あと出しの恋」ってのは友達からの恋ってことだと思います。

 

「初めて読んだプロローグ」も今までは完全に友達としか思ってなかったからこそ、これから始まるかもしれな恋物語のプロローグを初めて読んだ、つまり初めて恋愛対象として意識したってことですかね。

 

「揺れる 乙女 ごころ」もソーダグラスの中で揺れるチェリーが思い浮かべられて視覚的にも味わえる感じが素晴らしいですね。

 

 

そしてここのクエスチョンは先ほどのFAQで出てきた「気になってるコは近くにいますか?」って質問ですね。

 

食い気味で入ってくる「イェス!!」が、キミにエスと答えてほしいという願望とワタシはイエスだよっていう想いが溢れてる感が表現されてる気がしますね。

 

 

少し長くなりましたが2番に行きましょう。

 

 

 

平和主義な発言に やけにイライラしちゃうわ
何その Reaction
微妙な Position
さわやかにかわされるの 憧れないわけじゃない
やっぱり Objection
もどかしい Emotion

 

なかなか核心に踏み込んでくれないのかどっち付かずなキミにもどかしくなる様子が2番で表現されています。

 

Jellyのほうですね。

 

爽やかにかわされるのに憧れるってのはよくわかんない気もしますが、手が届きそうで届かないってやつなんですかね?

 

 

 

 

昨日よりちょっと 色付くわたしに
キミからの そよ風が 季節を急がせる
B・B・S
載せておいて

 

ハイここ!!!

 

とりあえず10回ぐらいリピートして聞いて見て欲しい。

 

「昨日よりちょっと 色付くわたしに
 キミからの そよ風が 季節を急がせる」

 

表現としてめちゃめちゃ綺麗だと思いますね。

 

何がいいかって説明するのも野暮な気はしますが、軽く説明してみます。

 

恋の始まりの感じを色付くと表現しているわけですが、これが後に出てくる季節にも掛かってくるわけですよね。

 

そして、「季節を急がせる」というのはどっちつかずなキミに対する焦りなのか、それとも恋をして時間の流れが一気に加速する感じなのか。

 

そんな「季節を急がせる」起点になっているのが、キミからのそよ風。

 

このそよ風はもちろんキミが急に喫茶店に誘ってきたという出来事の比喩であるかもしれないし、実際に二人並んで歩いてる時にふと感じる風なのかもしれない。

 

とにかくこのワンフレーズはめちゃめちゃ綺麗で好きですね。

 

 

最後のBBSはBulletin Board Systemの略で電子掲示板という意味らしいのですが、なんで急にこんな言葉が出てきたのかはよくわかりません。。。

 

 

 

 

ドキドキのレビューはOnly you
キミのハートに書き込んで
ソワソワのメニューもOnly you
甘い? 苦い? どっちなの?
二度目の期待もYou&I
今日は進めないプロローグ
近づきたいの 早く キミの 好み
ライトナウ!
昨日のQuestion、
ライトヒア!
ここで答えてよ!
「イェス!!」 

 

そして2番サビ

 

冒頭のレビューという表現は先ほどのBBSを受けの表現だと思うのですがちょっとわからんですね。

 

キミのハートのBBSに今の想いを書き込みたいということなんですかね。

 

その後のメニューは喫茶店であることを考えると納得かと思います。

 

 

ここで急に「二度目の期待」とかいうワードが出てくるわけですが、ひょっとしてこいつら2回目の喫茶店か?!って感じなんですよね。

 

そうなると2回目の喫茶店なのに、もどかしいキミの態度にイライラしてたのかなってことも納得いく気がします。(喫茶店かは置いといて二人っきりになる機会ってことなのは確かだと思います。)

 

いや、絶対2回やん。

 

2回目の喫茶店ということで、そういうことだとちょっぴり期待したのに、結局どっちつかずのキミ。

 

今日もプロローグは進まなそうな予感。

 

いますぐはっきりして!って感じですかね。

 

 

ただ一つわからないのはここクエスチョンの表記がなぜか英語である点。

 

ここはマジでわからないです。。。

 

最後の「イェス!!」は一番同様に食い気味なのはいいですね。 

 

 

 

名前 呼ばれただけ
別に 浮かれてない
あァ‥、わたしだけ もう止まらない
気づかれちゃダメだよ!
S・U・K
次は「I」かな?

 

今までも名前を呼ばれることぐらいあったけど、一旦意識してしまうとなんかドキドキしちゃうし、浮かれちゃう感じ。

 

 

「S・U・K  次は「I」かな?」ここの表現はかなり早い段階で好きになったんですけどやっぱいい表現ですよね。

 

今までのFAQやBBSが3文字だっただけに、ここでSUKIという4文字のワードが追加されるのも、次なる一歩を感じさせるようで、なかなかいいと思いますね。

 

 

 

 

ピュアピュアなチェリーがMissing you
ソーダグラスで揺れてる
ギザギザなJellyもMissing you
甘く甘く 弾けちゃう
あと出しの恋もI don't care
初めて読んだプロローグ
近づけるかな 揺れる 乙女 ごころ
エスチョン!
気になってるコは
エスチョン!
近くにいますか?
「イェス!!」
ライトナウ!
気になってるコが
ライトヒア!
となりにいますよ!!
「イェス!!」

 

ラスサビは今までに出てきたところなので改めて補足することはないですかね。

 

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

 

ライブでの盛り上がりとこの歌詞の良さを兼ね備えた曲はそうそうないなぁと思いますね。

 

 

実は年末年始に書き上げる予定だったのですが、なんか思うように進まずだいぶ時間が経ってしまいました。

 

なんとか書き上げねばという思いで書いたので少々荒いですが、今回もこの辺で。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。