《内田彩 Breezin' 歌詞考察》

 

さて、今回は内田彩さんのBreezin’について書いていきたいと思います。

 

この曲は2014年11月に発売されたうっちーの1stアルバムの2曲目に当たる曲です。

 

ライブではかなりのぶち上げ曲で、とにかく楽しいというイメージしか無かったのですが、最近歌詞をちゃんと読んでみるとめちゃめちゃ好みのものだったので、今回も勢いに任せて書いてみたいと思います。

 

僕がうっちーのライブに初めて行ったのがSo Happy ツアーの大阪なのでもう2年も前のことになるのですが、今までちゃんと歌詞を読まなかった自分が不思議でならないぐらいのいい歌詞なんですよね。

 

全体の流れとしては友情から恋への遷移恋の自覚というものが描かれているわけですが、僕の専攻分野ですね。

 

めちゃめちゃいいので皆さんもじっくり聞いてもらえればと思います。

 

 

前置きはこのぐらいにして早速歌詞を見ていきたいと思います。

 

 

 

ピュアピュアなチェリーがMissing you
ソーダグラスで揺れてる
ギザギザなJellyもMissing you
甘く甘く 弾けちゃう
あと出しの恋もI don't care
初めて読んだプロローグ
近づけるかな 揺れる 乙女 ごころ
エスチョン!
気になってるコは
エスチョン!
近くにいますか?
「イェス!!」

 

これはサビから始まるタイプの曲ですね

 

この時点でわかるものがあると思うんですが、注目すべきはチェリーソーダグラスですかね

 

個人的にはこの段階でパッとクリームソーダが思い浮かんだんですがどうでしょうか??

 

詳しくは1番サビで詳しく見てみたいと思います。

 

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甘いラブストーリーに 興味もなさそうなキミ
突然 Contact
まさかの Impact
何故か距離を取ったのは 見慣れた横顔さえも
見られない Confusion
寄り道 Invitation

 

続いて1番のAメロ。

 

この4つの英単語がいいリズムを作ってますよね。

 

ここでキミが出てくるわけですが、キミの様子は主人公ちゃんにとって恋に疎そうな感じに見えてるんですかね

 

そんなキミからの突然のContact。

 

1番サビを見るとわかるのですが、どうやら「帰りに寄り道してこうぜ」ってお誘い(Invitation)だったようですね

 

いつもと違う二人っきりの状況で見慣れた横顔にさえ動揺してしまうわけですね。

 

 

友達みたいな いつもの掛け合い
わたしだけ から騒ぎ 気づかれちゃダメかな?
F・A・Q
確かめたい

 

自分自身はいつも通り友達として会話してるつもりでも、二人っきりのこの状況にどこか空騒ぎな気がしてしまう。

 

いいっすねぇ〜

 

ここで出てくるF・A・Qはよくある質問(Frequently Asked Question)ってやつなんですが、サビで出てくる「気になってるコはいますか?」って質問ですね。

 

「好きな子いるの?」なんて質問をされるような世界線に行ってみたいもの。。。

 

 

 

ピュアピュアなチェリーがMissing you
ソーダグラスで揺れてる
ギザギザなJellyもMissing you
甘く甘く 弾けちゃう
あと出しの恋もI don't care
初めて読んだプロローグ
近づけるかな 揺れる 乙女 ごころ
エスチョン!
気になってるコは
エスチョン!
近くにいますか?
「イェス!!」

 

いよいよ1番サビ。

 

まず最初に言っときたいのは

 

初恋の初々しさが存分に表現されているピュアピュアなチェリー

恋に鈍いキミへのもどかしさが表されたギザギザなJelly

 

この二つの表現が非常に素晴らしいなと感じますね。

 

そして、Missing youはもちろんMiss youではあると思うんですが、Missingからは初恋への戸惑い、つまり初めての恋に自分の感情が迷子になってる様子も感じられてすごくいいですよね。

 

まだ1番しかみてない段階ではありますが、1番の歌詞がピュアピュアなチェリーの方で2番の歌詞がギザギザなJellyの方なのかなぁと思っているので、なんとなく意識しといてもらえるといいかと思います。

 

そして冒頭でも話したように、このチェリーとソーダグラスの時点でクリームソーダを思い浮かべたわけですが、そのことを踏まえるとこの二人は喫茶店にでも寄り道してんじゃね?ってことを考えるわけですね。

 

しかも絶対学校帰りだろ。

 

まぁ喫茶店でクリームソーダを飲んだことがあるかと言われるとないんですけど、クリームソーダといえば喫茶店ですよね。

 

学校帰りにドキドキしながら二人でクリームソーダを飲む。

 

なんかめちゃめちゃよくないっすか?!

 

個人的にはカフェじゃなくて喫茶店だというのが重要ですね、雰囲気的に

 

 

 

それから、この部分をよくみたときに表記が"ゼリー"じゃなくて"Jelly"なのが気になりますよね。

 

ちょっと調べて見たところJealous(嫉妬する)のスラング的用法として「羨ましい!」「いいなぁ!」みたいな意味合いでJellyが使われることがあるらしく、その意味合いを含んでいるのかなぁということを考えましたが、この辺はよくわかりません、、、

 

そもそも喫茶店クリームソーダ説だとするとゼリーってのが少し引っかかるんですよね。

 

基本的にクリームソーダにはゼリーなんて入ってない気がするのでちょっと微妙なところです。

 

個人的には学校帰り寄り道クリームソーダは絶対に曲げたくないので、なんとか納得できる理由が欲しいところです。

 

 

 

後半部分についてですが「あと出しの恋」ってのは友達からの恋ってことだと思います。

 

「初めて読んだプロローグ」も今までは完全に友達としか思ってなかったからこそ、これから始まるかもしれな恋物語のプロローグを初めて読んだ、つまり初めて恋愛対象として意識したってことですかね。

 

「揺れる 乙女 ごころ」もソーダグラスの中で揺れるチェリーが思い浮かべられて視覚的にも味わえる感じが素晴らしいですね。

 

 

そしてここのクエスチョンは先ほどのFAQで出てきた「気になってるコは近くにいますか?」って質問ですね。

 

食い気味で入ってくる「イェス!!」が、キミにエスと答えてほしいという願望とワタシはイエスだよっていう想いが溢れてる感が表現されてる気がしますね。

 

 

少し長くなりましたが2番に行きましょう。

 

 

 

平和主義な発言に やけにイライラしちゃうわ
何その Reaction
微妙な Position
さわやかにかわされるの 憧れないわけじゃない
やっぱり Objection
もどかしい Emotion

 

なかなか核心に踏み込んでくれないのかどっち付かずなキミにもどかしくなる様子が2番で表現されています。

 

Jellyのほうですね。

 

爽やかにかわされるのに憧れるってのはよくわかんない気もしますが、手が届きそうで届かないってやつなんですかね?

 

 

 

 

昨日よりちょっと 色付くわたしに
キミからの そよ風が 季節を急がせる
B・B・S
載せておいて

 

ハイここ!!!

 

とりあえず10回ぐらいリピートして聞いて見て欲しい。

 

「昨日よりちょっと 色付くわたしに
 キミからの そよ風が 季節を急がせる」

 

表現としてめちゃめちゃ綺麗だと思いますね。

 

何がいいかって説明するのも野暮な気はしますが、軽く説明してみます。

 

恋の始まりの感じを色付くと表現しているわけですが、これが後に出てくる季節にも掛かってくるわけですよね。

 

そして、「季節を急がせる」というのはどっちつかずなキミに対する焦りなのか、それとも恋をして時間の流れが一気に加速する感じなのか。

 

そんな「季節を急がせる」起点になっているのが、キミからのそよ風。

 

このそよ風はもちろんキミが急に喫茶店に誘ってきたという出来事の比喩であるかもしれないし、実際に二人並んで歩いてる時にふと感じる風なのかもしれない。

 

とにかくこのワンフレーズはめちゃめちゃ綺麗で好きですね。

 

 

最後のBBSはBulletin Board Systemの略で電子掲示板という意味らしいのですが、なんで急にこんな言葉が出てきたのかはよくわかりません。。。

 

 

 

 

ドキドキのレビューはOnly you
キミのハートに書き込んで
ソワソワのメニューもOnly you
甘い? 苦い? どっちなの?
二度目の期待もYou&I
今日は進めないプロローグ
近づきたいの 早く キミの 好み
ライトナウ!
昨日のQuestion、
ライトヒア!
ここで答えてよ!
「イェス!!」 

 

そして2番サビ

 

冒頭のレビューという表現は先ほどのBBSを受けの表現だと思うのですがちょっとわからんですね。

 

キミのハートのBBSに今の想いを書き込みたいということなんですかね。

 

その後のメニューは喫茶店であることを考えると納得かと思います。

 

 

ここで急に「二度目の期待」とかいうワードが出てくるわけですが、ひょっとしてこいつら2回目の喫茶店か?!って感じなんですよね。

 

そうなると2回目の喫茶店なのに、もどかしいキミの態度にイライラしてたのかなってことも納得いく気がします。(喫茶店かは置いといて二人っきりになる機会ってことなのは確かだと思います。)

 

いや、絶対2回やん。

 

2回目の喫茶店ということで、そういうことだとちょっぴり期待したのに、結局どっちつかずのキミ。

 

今日もプロローグは進まなそうな予感。

 

いますぐはっきりして!って感じですかね。

 

 

ただ一つわからないのはここクエスチョンの表記がなぜか英語である点。

 

ここはマジでわからないです。。。

 

最後の「イェス!!」は一番同様に食い気味なのはいいですね。 

 

 

 

名前 呼ばれただけ
別に 浮かれてない
あァ‥、わたしだけ もう止まらない
気づかれちゃダメだよ!
S・U・K
次は「I」かな?

 

今までも名前を呼ばれることぐらいあったけど、一旦意識してしまうとなんかドキドキしちゃうし、浮かれちゃう感じ。

 

 

「S・U・K  次は「I」かな?」ここの表現はかなり早い段階で好きになったんですけどやっぱいい表現ですよね。

 

今までのFAQやBBSが3文字だっただけに、ここでSUKIという4文字のワードが追加されるのも、次なる一歩を感じさせるようで、なかなかいいと思いますね。

 

 

 

 

ピュアピュアなチェリーがMissing you
ソーダグラスで揺れてる
ギザギザなJellyもMissing you
甘く甘く 弾けちゃう
あと出しの恋もI don't care
初めて読んだプロローグ
近づけるかな 揺れる 乙女 ごころ
エスチョン!
気になってるコは
エスチョン!
近くにいますか?
「イェス!!」
ライトナウ!
気になってるコが
ライトヒア!
となりにいますよ!!
「イェス!!」

 

ラスサビは今までに出てきたところなので改めて補足することはないですかね。

 

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

 

ライブでの盛り上がりとこの歌詞の良さを兼ね備えた曲はそうそうないなぁと思いますね。

 

 

実は年末年始に書き上げる予定だったのですが、なんか思うように進まずだいぶ時間が経ってしまいました。

 

なんとか書き上げねばという思いで書いたので少々荒いですが、今回もこの辺で。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。