近づいた足音、君ならいいのに。~BiBi 冬がくれた予感 歌詞考察~

 

 

 

12月24日といえば、そう、BiBiの"冬がくれた予感"の発売日ですね。

 

2014年12月24日発売されたこの曲。

 

ラブライブ!の屈指の冬曲ということで、意外と好きな人も多いように感じます。

 

久々に聞いてみたらやっぱりクソ強い曲だったので、勢いに任せて歌詞メインで考察記事を書いていきたいと思います。

 

 

 

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冬がくれた予感 考察

 

 

まず、発売日とジャケットの様子からクリスマスソングであることはほぼ確定でいいかと思います。

 

クリスマスの恋愛ソング。

 

個人的にBiBiの3人にはこんな恋をしてほしいなという一曲になってます。

 

 

Cutie Pantherみたいに

捕まえちゃう!

どこにいるの? ムリよムリよ どこにいたってムリよ 

捕まえちゃう!

誰といるの? ダメよダメよ わたし以外はダメよ

 

なんて感じで、口だけは強気に出てみるけど、実際には冬がくれた予感

みたいにめちゃめちゃ乙女しててほしいと私は思う次第であります。

 

 

で、やっぱりこの曲は南條さんの声が最強に合ってるんですよね。

まじで聞いたことない人は一度絵里ソロで聞いてみることをお勧めします。

 

 

 

ま、全体的な話はこれぐらいにして、全文歌詞を見て行きましょうか。

 

 

 

 

近づいた足音 君ならいいのに

違うって 違うって知ってるけど

寄り添って歩いてみたいこの気持ち

受けとって 受けとって欲しくなる

 

 

 はい、早速登場最強フレーズ!

近づいた足音 君ならいいのに、ここが最強なんですね。

微熱ですよ、微熱。

 

 

冬くれのせいで僕は足音大好きおじさんになったまでありますね。

 

 

"知らないLove*教えてLove"でも出てくるんですけど、街路樹とか電柱の影で高鳴る鼓動を抑え、耳を澄ませながら、気になるあの子を待ち伏せてみるシチュエーション。

たまらんですねぇ。

 

 

 

言葉にならない吐息が凍り

すぐに消えてく ひとり立つ街角

探してしまう 君の背中を

いるはずもない人混みのなか

 

 

クリスマスに浮かれる雑踏の中、自分はたったひとり。

 

ため息交じりの吐息が凍りつくほどに冷えきった心。 

 

そんな寂しさの中、いるはずのない君の姿を人混みに探してしまうわけですね。

 

切ないですね。。。

 

 

 

今日はね会いたいと云えばよかった

約束しそびれて悔やんでるの

今すぐに電話かけて

すぐに来てとここに来てと 告げてみたいのに

 

 

ここまでくるとだいぶ状況が掴めてきますね。

 

クリスマスの日、一緒に過ごしたかったけど約束できなかった。

 

そのことを後悔しつつも、どうしても諦めきれない。

 

今からでもいいから、電話をかけて会いたいって伝えたい。 

 

そうは思いつつも実際は電話なんてかけれるわけもない。

 

 

 

こんな感じでしょうか。

 

まあでも、クリスマスに約束できるということは割といい感じの仲の友達なのかなぁってことがこの時点で察せるかなぁと思います。

 

 

 

ためらってる とまどってる まだ決められない

指先で星の数なぞりながらも

好きになったあの日思って胸が痛い

ためらってる とまどってる まだ決められない

夜が更けてしまうから早く決めなきゃ

好きになって私はすこし臆病になったみたいね 

 

 

いよいよサビ。

 

まだこの子は諦めきれてないんですね。

 

もう星が見え始めた時間になったけど、まだ決められない。

 

どうしても諦められない。

 

好きだって気持ちに気づいてしまったからこそ、今までのように気軽に誘えない。

 

好きになってなかったら誘えてたかもしれないと思うと胸が痛い。

 

 

 

 

近づいた足音 君ならいいのに

違うって 違うって知ってるけど

寄り添って歩いてみたいこの気持ち

受けとって 受けとって欲しくなる

 

 

ここで例の冒頭のフレーズを挟んでいよいよ2番へと行きます。

 

 

 

 

窓にきらめく飾りが落ちて

拾い上げれば不意に泣きたくなる

予感がするよ 君に会えると

ただの予感じゃないそう信じてみたい

 

 

ここちょっとわからないんですけどおそらくどこかのお店のショーウィンドー飾りのことでいいんですかね。。。?

 

迷いながら街中をさまよってたら、ショーウィンドーのクリスマス用の飾りが落ちて、それを拾い上げる。

 

このクリスマスの飾りを通して、賑わう世間のクリスマスと自身の現状の差を痛感し、泣きたくなるほどに寂しくなってしまうわけですね。

 

でもその寂しさとは裏腹にどこか君に会える予感を不意に感じた。

 

ここがこのタイトルたる所以ですね。

 

 

 

 

自分から会いたいと云えばよかった

意地張ってなんとなく我慢してた

 今すぐにいつもの場所

行ってみようかもしかしたら 君がいるかも

 

 

君に会える予感を感じてのこの部分。

 

衝撃なのは、この二人にはいつもの場所があるんですね。

 

よく一緒に話す公園なのか、街中のベンチなのかは知らないですが、そんな場所がある時点でだいぶ仲良いなと思いますけどね。

 

未だに約束しなかったことが諦めきれない中、なんとなくいつもの場所にいけば君に会える予感がする。

 

 

 

ためらってる とまどってる まだ決められない

夜が更けてしまうから早く決めなきゃ

好きになって私はすこし臆病になったみたいね

 

 

そして2番サビ。

ここは1番サビの短縮形で後半の部分だけですね。

 

なんとなく会える予感がし始めたので、"好きになったあの日思って胸が痛い"という思いは無くなったということでしょうか。

 

 

 

 

そして間奏を挟んでから落ちサビへ。

音楽的なことは全く分からんので残念なんですが、間奏めっちゃオシャレだなぁとか思います。

 

音のオタクの音楽的な話が聞きたいです。

 

 

 

 

 

駆け出したら 冷たさにふるえながらも

熱くなるほっぺたと胸の鼓動が

好きになったあの日思って涙出そう

駆け出したら冷たさにふるえながらも

遠くから私へと手を振る誰か

あれはきっと君が急いでこっちへ向かうところね

 

 

南 條 愛 乃 。

 

この落ちサビの南條さんがまじで最強。

 

これを歌えるのは南條愛乃以外考えられないって感じがしますね。

 

この落ちサビめちゃめちゃ好きです。

 

 

 

 

 

 

 

えっと、肝心の歌詞の方を見ると、

散々迷った挙句、この子はいつもの場所に行くことに決めたわけですね。

 

もちろん悠々と歩いて歩いていけるハズもなく、駆け出すわけですけど。

 

凍えるような空気とは対照的に、会えるかもしれないという期待に熱くなるほっぺたと胸の鼓動。 

 

そして、駆けていつもの場所に向かっていると、反対から君も駆けてくるわけですね。

 

 

 

 

 

 

いや、これは。。。

 

 

 

 

 

幸せかよ!

 

 

 

the ハッピーエンドですね。

 

この綺麗な終わりには流石に普段斜に構えちゃう僕でも心から祝福できる気がします。

 

いやしかし、本当に綺麗な流れ。

 

 

 

 

 

近ずいた足音 君の足音が

まっすぐ私へと駆けてくる

寄りそって歩いてみたいこの気持ち

おんなじ気持ちで駆けてくる

 

 

 落ちサビの時点で大満足してしまうんですが、冬くれの一番の良さはここにあると思ってます。

 

 

1番2番で使われたのあの名フレーズが最後の最後でこれに変化するわけですね。

 

 

 

 あの微熱感じる名フレーズが一気にハッピーエンドになるわけですよ!!

 

 

"君ならいいのに"という願望が"君の足音が"という確定した現実になり、

"受けとって欲しくなる"という自分からの一方的な想いが"おんなじ気持ちで駆けてくる"という双方向で一致した想いに変わっていく。

 

 

 

本当に美しいですね。

 

初めて歌詞をちゃんと見ながら聞いた時、震えあがったのを覚えています。

 

流石の畑亜貴ですね。

 

とりあえず、歌詞見ながらじっくり聞いてない人はとりあえず聞いてみてほしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで、今回はこのへんで終わりたいと思います。

 

個人的に夏、終わらないで。とともに大好きな曲なので、今回突発的に書いてみました。

 

夏、終わらないで。の方もまたの機会に書ければなと思います。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

12/24、発売日の今日この日に是非冬がくれた予感を楽しんでもらえればと思います。